【砂漠とフットボール】モロッコ、スペイン、ポルトガル、イベリア半島横断 その2

【砂漠とフットボール】モロッコ、スペイン、ポルトガル、イベリア半島横断 その1からの続きです。

マラガ

バスでアルへシラスからマラガへ。到着後、安宿(スペインでいうオスタル)を探したのですが、どこも満室。こんぷれーと、こんぷれーとの嵐。。。サッカーのマラガ対レアルマドリー戦があるから、近郊から人がわんさと集まっているからみたい。観たかったな~

そうこうしているうちに日が暮れてきて焦る。野宿は避けるべくバスターミナルへ戻る。行先を探すも、適当な行先が見つからず。。。さらに焦る。半べそ状態。たまたま近くにいらした日本人に事情を説明して相談したところ、空港なら24時間空いているし安全とのこと。その手があったか!目から鱗のアドバイスに感謝です。

タクシーで空港に向かう。寝る用ベンチを確保して一安心。一息ついてたところ、遠くが騒がしいので行ってみると、試合を終えたレアルマドリーの選手たちが帰るところにバッタリ遭遇。写真ではおっちゃんの影に隠れて選手が見えません。たぶんサルガドさん。

 

試合観戦できなかったけれど選手たちの姿を間近で見ることが出来て、満足満足。

セビーリャ

翌日、バスでマラガからセビーリャへ。

街並み

闘牛

フラメンコ

スペインを満喫。適度に都会なセビーリャ、おすすめです。

ファーロ、サグレス

セビーリャから国境を越えて、ポルトガルのファーロへ。海沿いの美しい街です。

翌日、ファーロからサグレスへ。ユーラシア大陸の西の端っこ、沢木耕太郎氏が深夜特急の中で旅の終わりを決めたところ。

街から岬まで、5キロぐらい歩く歩く。雰囲気あります。

日が暮れる前にサグレスの町まで歩いて戻る。途中で出会った日本人の皆さんとレストランで食事していたら、最後は我々のみ。長居していたら、店からおちょこぐらいのお酒が提供される。

??

たのんでないのに。で、これがとんでもなく強いお酒。もう帰りなはれ、の合図だったのかな?京都のぶぶ漬け的な。ポルトガル的流儀を垣間見たような気がして、申し訳ない反面、ちょっと面白かったです。

リスボン

バスでサグレスからリスボンへ。

丘の上から

夜も 雰囲気あります。

バルセロナ

バスで、リスボンからマドリード経由で一気にバルセロナへ。歴史あり、ガウディ建築あり、サッカーあり、盛りだくさん。

ガウディ建築群

グエル公園

ちょうどお祭りやってました。

初の海外サッカー観戦。バルサ対ラシン・サンタンデール戦。

バルサ対ACミラン戦。

当時のバルサは今みたいに強くなかったけど、グアルディオラ、リバウド、クライファート、ルイス・エンリケ、コクー、デブール兄弟、オーフェルマウスなどなど、個性的で良い選手がたくさん所属していました。リバウドとクライファートのプレイを堪能できたのは個人的にすごく幸せ。ペップ現役時代ですが、僕が観戦した日は怪我で欠場中、残念。

バレンシア

バスでバルセロナからバレンシアへ。ベタにバレンシアオレンジとパエリアを食べてみたり。適度に都会で良い感じでした。

マドリード

バレンシアから夜行バスでマドリードへ。内陸部なので、バルセロナと比べると乾燥している。そして寒い。

当時のマドリードは治安が悪くて、旅先で会う日本人は口を揃えて「マドリードは気をつけろ!」と言ってました。日本人のパスポートがブラックマーケットで高値で売れるらしく、パスポート狙いの強盗が多かったそうです。スリ、ひったくりの類から、殴る蹴るの強硬策、果ては注射で意識を失わせるなんて荒業も横行していたらしいです。

今は観光に力を入れてだいぶ治安良くなったらしいね。王宮、美術館などなど、見どころたくさんありますが、 治安が悪いと聞きものすごい警戒して街歩きしていたので、写真撮ってません!

トレド、コンスエグラ

バスでマドリードからトレドへ。城壁に囲まれた世界遺産の街。

宿として利用したユースホステルは古城を改装したものであり、とても良い雰囲気でした。

トレドから1日エクスカーションでコンスエグラへ。風車。ドン・キホーテの世界。そして、観光客がいない!

風車ひとり占め。

トレドからマドリードへ戻り、帰路へ。

おわりに

スペインは食べ物が美味しかった!特に生ハム。生ハムをバゲットに挟んだシンプルなボガティージョは、旅行中何回も食べました。最終的には、肉屋で生ハム買って、パン屋でバゲット買って、自分でサンドして食べる、という食べ方が、生ハムの量を調整出来て良かったです。のど乾くけど。ラーメン二郎のマシマシ的な。

合計1か月ぐらいの旅程でした。アフリカとヨーロッパですが、地理的に隣り合っていたり、イベリア半島はイスラム統治時代があったりしているので、全く異なるという感じではなく、旅程を進めるごとに徐々に文化・風土が変わっていくのを肌で感じることができました。なかなか面白い旅程だったと思います。

また、サッカー観戦は感動もので、その後何回か欧州サッカー観戦目的で旅立つ契機となりました。当時のバルサは暗黒期でしたが、その後の黄金期にまたバルセロナへサッカー観戦に行くことになります。

 

・・・月日が流れ社会人となった現在、旅行に多少お金を使えるようになりました。フライトを時間帯の良い便にしたり、宿泊先をちょっと良いホテルにしたり、現地でちょっと高級なレストランへ行って美味しいものを食べたりetc.

とはいえ、あれもこれもと欲張ると、結構出費がかさみますよね。。。
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