【英語】タイのベルリッツの料金は日本のベルリッツの半額以下、観光もできて一石二鳥

仕事で英語を使えたら業務の幅が広がって便利だろうな~」

「TOEICでそこそこのスコアは取れたんだけど、実務で使うには聞くトレーニング・話すトレーニングが必要だよな~」 

そう思いつつも、なかなか重い腰が上がらない方は結構いらっしゃると思います。しかも、英会話スクールの費用は結構高額なので、入会に二の足を踏んでしまいますよね。。。

 一方、視点を変えて、海外の英会話スクールに目をやると、日本と比べてお安く受講することができます。旅行気分も味わえて、一石二鳥です。

 この点に着目して、僕はタイのベルリッツで約10日間、みっちり英会話レッスンを受けてきました。

この記事では、ベルリッツの日タイ価格比較と、実際にタイで受講してみて感じたメリット、デメリットとその対応策を書こうと思います。

ベルリッツについてタイと日本の価格比較

自分のペースで受講したいので、プライベートコース希望で。

受講を検討するにあたり、タイのベルリッツから価格表を取り寄せました。下記は一部抜粋したものです。

1コマ40分のレッスン単価は、時間(昼か夜か)、曜日(平日か週末か)、レッスン数などにより異なりますが、ざっくり800THB1000THBTHB=3円で換算すると2,400円~3,000円。平均2,700円。

一方、日本でのレッスン単価は、日本 のサイトによるとhttp://www.berlitz.co.jp/lesson/list/6,000円~8,000円。平均7,000円。

 ベルリッツでは受講者のレベルに応じて受講内容がレベル分けされています。ひとつレベルを修了するまでのレッスン数は、受講レベルによりまちまちですが、だいたい50レッスンぐらいなので、上記のレッスン単価に50レッスンをかけて受講料総額を試算します。

レッスン料のほか、入学金、教材費(テキスト代)が別途かかります。この辺りも状況により異なるようですが、ザックリ調べて一覧表にまとめてみました。

費用項目タイ
THB
タイ
JPY
日本
JPY
@受講料9002,7007,000
レッスン数505050
受講料総額45,000135,000350,000
入学金1,2003,60020,000
教材費1,7005,10025,000
小計47,900143,700395,000
航空券050,0000
宿泊費050,0000
合計47,900243,700395,000

航空券は、単純往復でざっくりこのぐらいだと思います。エア・アジアなどのLCCであればもっと安く手配可能です。

航空券の手配には、スカイスキャナーSkyticketが便利ですね。

宿泊費は、1日に5-6レッスン受講して10日間程度滞在すると想定し、バンコクの中級宿の単価5,000円×10泊としています。

宿泊先の手配には、AgodaExpediaが便利ですね。

一番ボリュームのある受講料に大きなひらきがあることに加えて、入学金、教材費も価格差も地味に効いてますね。相対的なことですが、比較してみると日本の価格設定がいかに割高か、浮き彫りになります。

日本と比較してタイでかかる費用は、ベルリッツでかかる費用だけだと約4割、航空券、宿泊費も含めた総額で約6割程度と試算されます。かな~り割安ですね!

タイのベルリッツへの申し込み

タイのバンコクには、2つのベルリッツがあります。

・シーロム校(ユナイテッドセンター内)
・スクムビット校(タイムズスクエア内) 

僕はスクムビット校での受講を希望していたので、スクムビット校へメールで直接問い合わせしました。

日本のベルリッツを通して問い合わせしても良かったのですが、英語を使う良い機会だと思い、タイのスクムビット校へメールで直接問い合わせしました。

日本と通すと、高額になりそうな予感がしたし。

後日、調べてみたところ、日本のベルリッツを通すと「手続手数料25,000円」が別途かかるみたいです。費用を抑えたいのであれば、タイのベルリッツと直接やり取りした方が良さそうですね。

私が問い合わせた際には、最初のメールだけタイ人のスタッフから返信がありました。2回目からは日本人スタッフから返信があり、以降日本人スタッフとのやりとりとなりました。

よって、英語でのメールに慣れていない方でも、最初のメールだけ勉強がてら頑張って書けば、あとはなんなく申込みできるかと思います。

タイのベルリッツでの受講のながれ

まず、受講初日に講師とマンツーマンでレベルチェックを実施します。

講師側からのQ&A形式で、「あなたのお名前は?」などの簡単な質問から始まり、徐々に難しい質問へとなり、回答のスムーズさなどの良し悪しを問われる感じのチェックです。

レベルチェック後、自分のレベルに合ったテキストを指定されるので、そのテキストに沿って受講を開始します。

毎日のタイムテーブルは以下のとおりです。

この中から好きなコマを選んで受講していきます。

受講場所は個室の受講ブースに分けられており、そこで講師からマンツーマンレッスンを受けます。

講師陣はバラエティ豊かです。何回か受けてみて、もしお気に入りの講師が見つかった場合には、こちらから講師を指名することも可能です。スタッフにその旨伝えれば、次から優先的にその講師を割り当てて頂くことが可能です。

講師に一言確認して、レッスンを録音することも可能です。

受講後、滞在先などに戻ったら、その日のレッスンで気になったところなどを復習します。このあたりは自己学習になるので、やる・やらないは好みが分かれるところですね~

個人的には、可能であれば復習はした方が良いかと思います。

タイのベルリッツでの受講のメリット

短期集中

現地駐在や転職の合間などでない場合、タイのベルリッツで受講する期間は、有給休暇などをつかった1週間~2週間となるかと思います。

私も有給休暇を利用した合計10日間ぐらいの短期滞在(10日ぐらい)だったので、1日に5-6レッスン受講しました。

たしかに国内で受講する場合の一日当たりレッスン数(2-3レッスン)と比較して受講数が多くてとても疲れますが、短期集中した方が英語漬けになる環境を強制的につくれるので、なんとしても上達したいという方に良い方法だと思います。

受講時間以外も英語を話す環境

例えば、ホテルにチェックインする、レストランでオーダーする、お店で買い物をするなど、受講以外の時間において何か行動する際にも、基本的に英語でのコミュニケーションが必要になります(タイ語が話せれば別ですが)。

これは日本で生活しているとなかなか経験できない感覚ですので、英語を習得する環境として非常に良い環境だと思います。

日本より割安な価格設定

上でも書いたように、日本と比較してタイでかかる費用は、ベルリッツでかかる費用だけだと約4割、航空券・宿泊費も含めた総額で約6割程度と試算されます。割安です!

ついでに観光

目的が英語漬けになることなので本来の趣旨とは外れてしまいますが、海外にいるのでその土地の観光をすることができます。たしかに、一日5-6レッスン受けて、かつ、復習もするような状況だと観光をする暇もないかもしれません。とはいえ、ここは海外、1-2日ぐらいオフの日をつくって、気分転換に観光に出かけてみるのも良い思い出になりますよ~

食事も安くておいしいです。

タイのベルリッツでの受講のデメリットと対応策

移動

まあ、当たり前の話ですが、飛行機に乗って移動しないとタイに到着しないので、移動時間がかかります。が、視点を変えると、機内は基本的に席でじっとしているだけで、あまりすることがありません(モニターで映画とかの誘惑はありますが)。

勉強する絶好の環境とも言えます。気分をたかめるために機内で予習するのも一興かと。

暑さ

タイのバンコクは気候区分でいうところの熱帯雨林気候に属し、年中常夏です。暑いのが苦手な方は、通学など現地での移動がちょっと大変。対策としては、できるだけ受講する場所(スクムビット校、シーロム校)の近くに宿をとると良いかもしれませんね。

寒さ

外が暑い分(かどうかはわかりませんが)、建物の中はガンガンに冷房を効かせています。ベルリッツの受講ブース内も当然のようにガンガン効いています。寒いのが苦手な講師なんかは、室内でダウンジャケットを着ていたりします(笑)

日本から防寒着を持っていくか、現地調達することをおすすめします。僕は日本からユニクロのフリースを持っていきました。ウルトラライトダウンなんかはコンパクトに収納できて持ち運びに便利なので、防寒対策として良いかもしれませんね。

おわりに

 短期集中して英語に取り組むことになるので、成果はあると思います。

 僕は、以前勤めていた会社では、たまに海外と接点があるものの基本的には国内の業務を実施していました。

このタイのベルリッツでの英語レッスンを契機に英語に取り組むようになり、転職して、今では海外とのやり取りを頻繁に実施する業務を実施しています。また、定期的に海外出張して、現地担当と一緒に業務を遂行したりしています。

日本と比べて割安かつ観光もできるタイでの英語学習。少しでも興味があるのであれば一度軽く検討してみてはいかがでしょうか?

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