僕が子供のころ、ひいじいちゃんが好んでよく見ていた「野生の王国」というTV番組がありました。番組の主な内容は、世界各地の動物の生態系について、映像とナレーション、専門家の解説を交えて紹介するというものでした。僕もいっしょになって熱心に見ていました。特に、獲物を求めてアフリカのサバンナを疾走するチーターの姿が、スマートで、格好良くて、印象的だったのを記憶しています。
大人になり、社会人として自由に使えるお金を手に入れたところ、「ブラウン管越しに見た映像を生で見たい!」という衝動に駆られました。ブラウン管越し、って古いけど趣深い表現ですね。今だったら何越し?モニター越し??
2002年に行ってきました。
はじめに
航空券は、前回同様アクロスで手配(現在はHISに吸収合併)。今だったらスカイスキャナーやSkyticketなどでサクッと取れますね~
宿は決めずに現地で見つけることに。今だったらAgodaやExpediaなどでサクッと取れますね~
当時一番安かったのが、以下の経由便。
往路
成田→シンガポール:シンガポール航空
シンガポール→ドバイ→ナイロビ:エミレーツ航空
復路
ダルエスサラーム→ドバイ→シンガポール:エミレーツ航空
シンガポール→成田:シンガポール航空
SQとかEKとか格安航空券感があまりありませんね。でも東アフリカ行きはこれが一番安かったんです。エミレーツ航空がまだ日本に就航していなかった時代です。
ガイドブックは地球の歩き方。より詳細な文字情報が欲しい方はロンリープラネットもありますね。
当時はありませんでしたが、今ならWifiレンタル
しておくとスマホで地図が見れるので便利ですよね~
あと、楽天プレミアムカードに申し込んでプライオリティパスを取得しておくと、海外空港ラウンジを使用できるのでおススメです。
ナイロビ
往路、どちらの機材も快適。順調にナイロビ着。中心部にある安宿でほっと一息後、ナイロビ散歩。
東洋人、少ないので目立ちます。華僑など、東洋人はいないことはないのですが~治安もあまり良くないようなので、手ぶらで緊張感をもって歩きます。夜は本当に襲われる可能性があるらしいので、出歩かないようにしました。宿併設の旅行代理店でサファリをアレンジし、四駆でマサイマラ国立公園へ。同乗者はドイツ人家族4人(父、母、子供2人)。
グレートリフトバレー。大地溝帯。
道中、幹線道路沿いに現れるキリン。なかなか贅沢。マサイマラが近づいてきたことを実感します。
マサイマラ国立保護区
マサイマラ到着。寝床はテント。シャワーが錆くさいのはご愛嬌。
4泊5日のサファリです。
「ブチッ、ブチッ」と、くちばしで肉を食いちぎる音が聞こえてきます。
ライオンが僕たちの乗っている四駆に近づいてきました。
熱い息遣いが聞こえてきます。
チーターは木陰で休憩中。
「野生の王国」で見た世界が目の前に広がります。
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