2回目の海外一人旅は、トルコ、ブルガリア、ルーマニア、ハンガリー、オーストリア陸路の旅。1999年に、久しぶりに行ってきました。
沢木耕太郎氏の名著「深夜特急」で気分を高めます。
旅行の準備
航空券はアクロスで手配(現在はHISに吸収合併)。今だったらスカイスキャナーや
宿は決めずに現地で見つけることに。今だったら
経由便の方が安かったので、KL経由のマレーシア航空で。アジア経由の欧州便を、当時は「南回り」って言ってたような。
ガイドブックは地球の歩き方。より詳細な文字情報が欲しい方はロンリープラネットもありますね。
当時はありませんでしたが、今ならWifiレンタルしておくとスマホで地図が見れるので便利ですよね~
あと、楽天プレミアムカード
イスタンブール
早朝、トルコのイスタンブール到着。バスで旧市街へ。旧市街到着すると、左手にアヤソフィアがドーン!右手にスルタンアフメット・ジャミイ(ブルーモスク)がドーン!
流石かつての世界の中心。
宿は、ブルーモスク脇の安宿街で適当に探す。10ドルぐらいだったかな。
歴史のある町なので、上記のほか、トプカピ宮殿、地下宮殿、バザールなど見どころ盛りだくさん。
ガラタ橋のたもとの小舟で売っているサバサンドが美味。魚介とパンって意外と合うのよね。イスタンブールでは、このサバサンドとドネルケバブばっか食べてたよ。
カッパドキア
深夜バスでカッパドキア観光の中心地、ギョレメへ。
カッパドキア~
とにかく不思議な景観のオンパレードなので、誰が見ても楽しめると思います。
キリスト教徒が隠れ住んだと言われている洞窟住居へも行ってみたり。
宿も奇岩をくり抜いた宿にしました。
パムッカレ
深夜バスでパムッカレへ。石灰が固まって棚田みたいになっています。
石灰棚の上には古代遺跡があります。
現地の子供たちと一緒にサッカーしてみた。
サッカーした後、何かくれ、って言われた。よく見たら、腕に不似合いな大きな腕時計。旅行者があげたのだろうか?残念ながら、僕からはマック的営業スマイルと放屁ぐらいしか出てこない。要求する相手を間違えたな。
クシャダス、エフェス
バスでクシャダスへ。自分の勘違いでバスターミナルへ向かう時間がギリギリになってしまった!半パニックの私に対して、宿の親父はとてもナイスガイな対応。「まだ間に合うから車乗ってけよ!」って感じで、車超飛ばしてバスの時間に間に合うよう、バスターミナルまで運んでくれました。感謝感謝です。
その後何回か行く旅行先でも感じたのですが、イスラム圏の皆さんは、基本的に旅行者に対してとても親切です。接し方も、とても洗練されている感じがします。
クシャダスから、1日観光でエフェスへ。歴史の教科書に出てきそうな古代建築に感動。
ブカレスト
深夜バスでエフェスからイスタンブールへ。イスタンブールで一息ついたあと、深夜バスでイスタンブールからルーマニアのブカレストへ。あまり時間が無かったので、ブルガリアはバスで通過します。ちょっと残念。
ここから先は東洋人が珍しいのか、やたら話しかけられる。休憩したサービスエリアでは、「チキチャン!チキチャン!」と言いながら腕を激しく動かして見せるお子さんに囲まれる。
???
近くにあるテレビを見ると、ポリスストーリー。香港国際警察。
チキチャン=ジャッキー・チェン。。。俺、東洋人の中でも特に顔が薄くて平たくて、全然ジャッキーと似てないんだけどな。嗚呼ジャッキー、偉大なり。欧州の片田舎でも絶大なる人気。
翌日、ブカレスト・ノルド駅横のバスターミナルへ到着。バスで一緒になったおっちゃんたちとブカレスト・ノルド駅。
町の雰囲気の暗さを感じる。旧社会主義国家特有の色味の無い建物。窓ガラスが割れている建物。裸足で歩き回り、何のためらいもなく金品を要求してくる輩。なんとなく北斗の拳的世界観。直感的に、やばいな、と感じたので、ブカレストには立ち寄らずに、北の田舎へ向かうことに。
最近だと、TBSのクレージージャーニーで、丸山ゴンザレスさんがマンホールタウンの取材をしてましたね~。マンホールタウンのボスの「ブルースリー」って名前はあやかりネームなのかね?
ちなみに、当時のルーマニアは入国にビザが必要で、事前に六本木のルーマニア大使館で取得しておきました。たしか1,000円しなかったような。個人で大使館へ行くのも良い経験です。
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