【ドラゴンボール的世界】香港、マカオ、珠海、広州、桂林、中国南部縦断旅

子供の頃、週刊少年ジャンプやテレビアニメで、ドラゴンボールを読んでいた・見ていた、という方は結構いらっしゃると思います。その際に、稜線が上下にウネウネした、いかにも山!という形の山が背景に描かれていましたよね。

あれのルーツはどこなんだろう?
主人公が孫悟空だから、やっぱり中国かインドなのかな?

はじめに

そんな疑問も日常生活の中ですっかり忘れていたところ、たしか中学か高校の地理の教科書の冒頭のカラー特集に、ドラゴンボールで見た山にそっくりの写真が載っていました。
教科書?なのにドラゴンボール??
僕の頭の中でまったく結びつきませんでした。

説明文を見ると「秋の桂林」と書いてある。
桂林?
カツラバヤシ?
ケイリン?

説明文をもっと読むと、「カルスト」という地形の典型例で、中国南部にあるらしい。
それにしても奇妙でキレイな写真だなあ。
こんなところに一度行ってみたいなあ。

そんな子供の頃の夢を大人になって実現できるのが、旅行の良いところですね
2015年12月に行ってきました。

旅行の準備

航空券は、香港往復便をABロードやe-tour等で最安値を手配。今だったらスカイスキャナーSkyticketなどでサクッと取れますね~

宿は決めずに現地で見つけることに。今だったらAgodaExpediaなどでサクッと取れますね~

ガイドブックは地球の歩き方。より詳細な文字情報が欲しい方はロンリープラネットもありますね。

当時はありませんでしたが、今ならWifiレンタルておくとスマホで地図が見れるので便利ですよね~

あと、楽天プレミアムカードに申し込んでプライオリティパスを取得しておくと、海外空港ラウンジを使用できるのでおススメです。

香港、マカオ

香港到着が夜だったので、初日は尖沙咀の重慶マンションにあるDragon Innに宿泊。重慶マンションは、沢木耕太郎氏の小説「深夜特急」にも出てきた有名な雑居ビルですね。

一階は入口付近に両替商が多くて、奥に雑貨屋、カレー屋などがズラッと並ぶ。出入りする人種も、中華系、インド系、アラブ系、ブラックアフリカ系、白人バックパッカー系などさまざま

香港島に西側にある上環からフェリーに乗りマカオへ。香港、マカオともに中国の一部ですが、一国二制度のもと、パスポートコントロールあり。ビザは不要なので、あっさりマカオ入り。

セナド広場。ポルトガル統治時代の名残が残る街並み。

カジノでお遊び程度にバカラ、ブラックジャック。旅の軍資金を失うわけにはいかないので、トントンで終了。

珠海、広州

マカオから国境を越え珠海、国境を越え中国本土へ。

街が急に中国的になります。
道が広い、標識大きい、しゃべり声も大きい!

珠海からバスに乗り広州へ。
2時間ぐらいで広州到着。

観光は帰りにするとして、一路桂林を目指します。 

桂林

桂林よりも陽朔(ヤンシュオ)の方がローカル色が強くて雰囲気があるということだったので、寝台バスで広州から陽朔へ。バスの入り口で靴を脱いで乗車し、座席は足を延ばせるタイプなので、快適です。

翌朝、陽朔到着。客引きと交渉して、適当に宿を決める。11,000円ぐらいだったかな。

桂林の山々

念願のドラゴンボールの世界です。

頭の中でオープニング曲が流れます。

あの山の向こうにドラゴンボールがありそうな気がするんだ。

食べ物はこちら。桂林米粉(桂林ビーフン)。

ビーフンは米を液状になるまで練ったあと、それを袋につめて漉して、火を通して圧縮し、麺状に押し出したもの。乾麺ではなく生の麺を使います。麺は白く、柔らかく、つるつるしていて口当たりが良いです。お店によってスープに特徴があります。特別「美味い!」ってものではないけど、毎日食べても飽きない安定さが良いのです。

かな~り堪能した後、寝台バスで広州へ。同乗した中国人観光客の団体がにぎやかだったですね。暑い!なんとかしろ!やっぱり寒い!!何とかしろ!!と、自席から大声を出して運転手に指示するあたり、大陸だね~

広州

翌朝に広州到着。簡単に広州観光。

陽朔の安宿の部屋が寒く、シャワーも冷たかったからか、ここにきてちょっと体調を崩しました。中華料理は諦め、困ったときのマクドナルドへ駆け込みます。

体力回復後、往路同様、復路もバスで広州から珠海へ。珠海から国境を越えてマカオへ。マカオからフェリーで香港へ。

おわりに

合計10日間ぐらいの旅程でした。
ドラゴンボールファンのみなさん、騙されたと思って一度は行ってみることをおススメします。
初期の世界観に近い風景が目の前に広がります。

中国の旅は、自分のしたいことを強く主張しないと「没有(メイヨウ)=そんなの無いよ」で片づけられがちで神経を消耗しますが、慣れればなんとかなるもんです。

 

・・・月日が流れ社会人としてある程度キャリアを積んだ現在、旅行に多少お金を使えるようになりました。フライトを時間帯の良い便にしたり、宿泊先をちょっと良いホテルにしたり、現地でちょっと高級なレストランへ行って美味しいものを食べたりetc.

とはいえ、あれもこれもと欲張ると、結構出費がかさみますよね。。。
そんななか、僕が「これは特に費用対効果が高くてお得だぞ!」と実感しているのは、ある方法を使った空港ラウンジの利用です。
と言っても、なにも高額なビジネスクラスの航空券を購入して空港ラウンジを利用しているわけではありません。

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