【野生の王国】ケニア、タンザニア、ザンジバル、東アフリカ縦断 その1からの続きです。
モシ
堪能した後、マサイマラからナイロビへ移動。ナイロビから南下して国境を越えて、タンザニアのモシへ。キリマンジャロ登山のベースとなる街。当初、「登山しよう!」と意気込んでいたのだけれど、山を目の前にしたら怖気づいて、やっぱりやめました。客引きの勧誘はすごかったけどね。そこは鉄の意志でお断りしました。
ここで少しハプニング発生。宿をチェックアウトしてバスターミナルへ向かっていたら、宿の従業員が慌てて走ってこちらへ向かってくる。「宿代が未払いだから払え!」、とのこと。いやいや、前金制って言うからチェックイン時に払ったんだけど。払った、払え、の押し問答。宿の従業員は、「警察に行こう!」とか言い出す始末。こっちはバスの時間が迫ってたので、払ったと言い切り、強引にバイバイ。払ってないなら、なんでチェックアウトできたんだ、って話です。まあ、前払時にレシートもらっとけば良かったんだけどね。次から気をつけます。
ザンジバル
バスでモシから首都ダルエスサラームヘ。ダルエスサラームの港から船に乗り、ザンジバルへ。大きな船でしたが、外洋で結構揺れたので、船酔いしました。もともと船酔いしやすい体質だったのを忘れてました。船に乗るときは、旅のお供に酔い止めがあった方が良いかもしれません。
ザンジバルは、現在、タンザニア連合共和国の一部なのだけれど、植民地支配からの独立やタンザニアへの併合などの歴史的背景により、出入国手続が必要となります。クイーンのボーカル、フレディ・マーキュリーの故郷とは知らなかった。
島西側の繁華街、ストーンタウン。協会と城壁。
奴隷市場跡
結構ショッキングです。今まで教科書とか映画でしか知らなかったことが、この地で現実にあったということを実感します。
島東側のビーチ。風が強いが海はきれい。
ダルエスサラーム
船でザンジバルからダルエスサラームヘ。また船酔いしました。ひどい船酔いで、船を降りてから港でしばらく固まっていた記憶があります。
ダルエスサラーム駅で写真を撮っていたところ、警備員がもの凄い勢いでこちらに走ってきました。ライフル銃を持っています。緊張が走ります。俺、何か悪いことしたかな?内心ドキドキです。曰く、「ここで写真を撮ってはだめだ!、没収するぞ!」とのこと。頭の中クエスチョンマークでいっぱいでしたが、とりあえずカメラ没収だけは避けたいので、平謝りに謝って、なんとかお許しを得ました。
「ああ、タンザニアは社会主義の国だった。駅とか港とか公共の施設は写真撮ってだめなんだな。」と、あとから気が付きました。今回は事なき得ましたが、海外に出たら十分気を付けないといけないことですね~。今回は大きなトラブルにならなくて良かったですが、次から十分留意いたします。
シンガポール
帰路は、エミレーツ航空でダルエスサラーム→ドバイ→シンガポール。シンガポール航空で、シンガポール→成田。シンガポールでストップオーバーしたのですが、ブラックアフリカから東洋人世界に戻り、緊張から弛緩を体感しました。
あと食事。ケニア、タンザニアの主食は、トウモロコシやキビの粉から作った「ウガリ」というもので、これはこれで美味しいのですが、やっぱりご飯や麺が恋しくなるんですよね。シンガポールは美味しい料理を提供する中華料理屋や屋台街(ホーカーズ)がたくさんあるので、食的に「帰ってきた~」という感覚がとても強かったです。
おわりに
合計3週間ぐらいの旅程でした。初のブラックアフリカでとても緊張しましたが、旅を進めるうちに徐々に慣れ、いろんなものを見聞きできて、とても有意義な旅でした。リアル「野生の王国」に身を置くことができたのは、幼いころの夢がひとつ叶ったようで、感慨深かったです。
・・・月日が流れ社会人としてある程度キャリアを積んだ現在、旅行に多少お金を使えるようになりました。フライトを時間帯の良い便にしたり、宿泊先をちょっと良いホテルにしたり、現地でちょっと高級なレストランへ行って美味しいものを食べたりetc.
とはいえ、あれもこれもと欲張ると、結構出費がかさみますよね。。。
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